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2017年8月8日火曜日

マリー・テレーズ(マダム・ロワイヤル)の遺書

こんにちは!毎日お暑ぅございます><

Shikaba Yuko様、フォロワーになって下さいまして、ありがとうございます!!
なかなか更新できませんが、今後とも宜しくお願いいたします( ◠‿◠ )

さてさて、マリー・テレーズが死後100年したら公開して欲しいと言い残した手紙の件、ようやく調べがつきました!
コレ、手紙というより、『遺書』でした^^; だから『Madame Royale  lettre  cent ans(マダム・ロワイヤル、手紙、100年)』と検索しても、うまくヒットしなかったのでしたー(ToT)
でも、もしかして遺書?と思って、『lettre(手紙)』のところを『testament(遺書)』にしてみたら
ビンゴ(^◇^)/  出てきましたよ~^^

因みに『Marie-Thérèse(マリー・テレーズ)』と、仏語のページで検索すると
マリー・アントワネットのお母さんのマリア・テレジアの方がドバーっと出てきちゃいます。
フランスでは、『マリー・テレーズ』と言うと、テレジア母さんの方になるので・・・
(ご存知の通り、マリー・アントワネットが敬愛する母の名を娘につけたから、同じ名前なのですが)
なので、フランスでは娘のマリー・テレーズの方は、一般的にマダム・ロワイヤルとか
マリー・テレーズ・ド・フランス(オーストリアのマリー・テレーズではなく、フランスのマリー・テレーズという区別をして)なんて呼ばれています。

で、問題の遺書ですが、開封されているようです。
ただ、彼女の遺言通り、死後100年経って開封されたのではなく、50年後に開封された・・・
なんて記述がありましたが・・・。
また、フランス外務省の公文書として残されていたわけではないそうで、
どうやらオフィシャルには『マダム・ロワイヤルの遺書』と認められてはいないようです。

遺書の内容は、ROCOCOさんのご指摘通り、夫と義父の板挟みにあっての愚痴や恨み節が綴られていたそうで、特に歴史的にビッグニュースになるような内容は何もなかったとか。
とりわけ歴史家をがっかりさせたのが、弟ルイ17世に関する新事実が何かしら解明されるかと思いきや、弟についてな~んにも書いてなかったことだそうです。

現在その遺書がどこに保管されているか、どこにも記述が見当たらなかったのをみると
これもROCOCOさんのおっしゃる通り、行方不明になっているのかもしれませんね!

ミミさん、これくらいしかわかりませんでしたが、いかがでしょう?^^;

24 件のコメント:

  1. ROCOCO2017年8月9日 17:23

    マリー・テレーズが100年後に公開をして・・との事だからルイ17世についての事が書いてあるのかな・・と、ちょっと期待をしますよね。
    自分がルイ17世だと申し出たノーンドルフにも会おうとしなかったとかいろんな話もありましたし、ルイ17世の遺体と言ってもすごく身長が高かったと聞くと身代わり節とかを思っちゃいますね。
    一応ルイ17世の心臓からマリー・アントワネットの遺伝子が解析されたのでサン・ドニ協会に埋葬されていますが本当なのかな・・・と思ったりもしています。

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  2. ROCOCO2017年8月9日 17:31

     話は変わりますが先日「ランス美術館展」に行きました。
    私が今までマリー・アントワネットの肖像と思っていた絵は「ソフィー夫人(またの名を小さな王妃)の肖像」と書いてありました。
    作者はドエ=ルイ・ペラン=サルブルーで、1776年の絵です。
    説明文を読むと「ルイ15世の6女ソフィーをモデル。当時40代。本作は彼女の姉であるルイ15世の4女アデライードの部屋を飾るために注文されたものである」と書いてありました。
    今まで見た本やインターネットの中ではマリー・アントワネットと書いてあったのでてっきりマリー・アントワネットだと思っていました。
    しかし、美術館の説明が間違っていると言うことはないでしょうから一部誤解されていてマリー・アントワネットと伝わったのかなとも思いました。
    顔はマリー・アントワネットぽくないけど肖像画によって顔の雰囲気が違うのでそうかな・・・と勝手に思っていました。
    これからはソフィー夫人の絵と思った方がよいのでしょうね。

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  3. ROCOCOさん

    ルイ17世の心臓と、マリー・アントワネットの毛髪を使ってのDNA鑑定で、親子で間違いないと結果が出たのでしたね。
    あの発表があった当時、フランスにいて、テレビのニュースにかじりついていたのを思い出します^^;一語一句聞き逃すまいと…^^;
    真偽の程はどうなんでしょうね。多分、本当にルイ・シャルル王子だったのだろうとは思いますが、王党派の圧力が入ってる可能性もあるのかな?^^;

    あーどの絵か検討つきます!ブルーのドレス着て座っていて、手にA3くらいの大きさの紙持ってるやつですよね、きっと?

    検索すると、マリー・アントワネットの肖像画としても出てきますね!でも本当はソフィー王女の肖像で間違いないと思います。

    因みに、美術館の説明って、間違ってるものも結構あるんですよ^^;あ、常設展はそうでもないかもしれませんが、いわゆる期間限定でやる展示会の解説は、ウィキペディア程度の情報がまことしやかに書かれているものから、専門的な解説まで、いろいろです。
    因みに、昨年の秋から今年の2月くらいまで六本木ヒルズでやってたマリー・アントワネット展も、かなりレベルの高い展示会で、解説も専門的でしたが、ルイ・オーギュストのお父さんの没年が間違って表記されてたりして^^;まあ、細かいことですが^^;;

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  4. ROCOCO2017年8月13日 20:49

     ブルーのドレス姿その絵で間違いないと思います。アントワネットではないと分かった時ちょっと残念でもありましたね。1枚肖像画が減ってしまうので・・・。

     六本木の「マリー・アントワネット展」私も行きましたが作品の側の説明は少ないな・・と思いました。
    普通作品の横に説明があるけどない物もありましたね。
     
     アントワネット展は最近よくあるので前に見たことがある肖像画や持ち物などもありましたね。
    ヴィジェルブランが描いたシュミーズドレス(呼び方違っていましたが)の肖像画が見られたのが良かったです。

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  5. ROCOCOさん、コメントの公開が遅れて申し訳ありません><
    お盆休みを利用して、泊りがけの旅行に行っておりました^^;

    六本木のマリー・アントワネット展では、私は、フェルセンの暗号表が何よりも興味深かったです。あれは今までに見たことがなかったので!!
    実はこの展示会、いろいろな理由から行かれないと思っていたのですが、展示会終了近くなって突然行くことが決まり、あの暗号表を見られてホント良かったと思いました^^

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  6.  11月22日から来年の1月28日までサントリー美術館で「フランス宮廷の磁器 セーブル」があります。マリーアントワネットの乳房のボウルも出品されるようです。
    この品は見ていないので見たいけど、行けるかな・・・と思います。
    http://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/2017_6/display.html

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  7. ROCOCOさん

    またまたコメントの公開が少し遅くなって申し訳ありませんでした。ネット環境に問題が発生していて公開できなかったのですが、ようやく治りました^^;

    マリー・アントワネットの乳房ボウルは話には聞いていましたが、写真で見るのはROCOCOさんの貼って下さったリンク先のものが初めてかもしれません。コレ、見てみたいですねー!!

    パリ郊外にあるセーブル磁器博物館、パリ近郊に住んでいた頃に行きたいと思いつつ行かず終いになってしまったので、今回の展示会で見られればいいなぁ~と私も思っています^^

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  8.  最初は行くつもりがなかったのですが、フランスで見ることはないと思い急きょ12月に東京行きを計画しました。
     作品保護のために展示品を変えるとの注意書きがありましたが、まさかこの乳房のボウル見られないことはないですよね・・・。
    ホームページに載っているぐらいだから大丈夫かな。

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  9. ROCOCOさん

    なんとなく、この乳房ボウルが一番の見どころっぽい感じがするので、恐らくですが、これが他のものに替えられることはないと思いますけど・・・どうなんでしょうね!
    無事に見られるといいですね^^

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  10. Kayo様

    はじめまして、Shikaba Yuko と申します。メッセージありがとうございます。こちらこそ、どうぞよろしくお願いいたします。

    Kayo様の書かれた記事が、こちらでは大変参考になり、助けていただいておりました。

    フランス革命、アントワネットに関係することがあり、いつかお会いできる機会がございましたら、お話がしたいと思っております。

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  11. Shikaba Yuko 様

    コメントの公開が大変遅くなってしまい、申し訳ありませんでした(>_<;;) パソコンのトラブルがあり、ようやく解決し、公開できた次第です!!

    改めまして、コメントありがとうございます^^
    私の書いた記事がお役に立てたようで何よりです!
    更新がなかなか出来ず申し訳ありませんが
    どうぞ今後とも宜しくお願いいたします^^

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  12. ミミです。
    調べてくださってありがとうございます。
    手紙じゃなく遺書でした。失礼しました!

    何か重大なことが書いてあるのかと期待してたから、内容にはがっかりですが気になっていたことが分かってスッキリです!
    本当にありがとうございます^ ^

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  13. ミミ様

    コメントありがとうございます!(´▽`*)
    本当に内容的にはがっかりですよね。。
    ただ革命のさなか、家族の中でただ一人生き伸び
    歴史の波にもみくちゃにされて激動の人生を送った彼女の
    後世に残した遺書が「愚痴」だった…というのも
    ある意味味わい深いものがあります(^_^)

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  14. ROCOCO2018年1月11日 12:00

    あけましておめでとうございます。
    旅行会社のパンフレットを見ていたらマリー・アントワネットのブライダル街道をめぐるツアーがあったので参加することにしました。
    まだ申し込みがないのでもしかしたら最高中止になるかもしれませんが6月だかあ季節が良いので大丈夫かな・・・とも思います。
    ストラスブール、ナンシー、ランス、コンピエーニュ、サン・ドニ、ヴェルサイユ、パリをめぐる旅です。
    楽しみです。

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  15. ROCOCO様

    あけましておめでとうございます^^
    いつもコメントありがとうございます!!

    そんなツアーがあるんですねぇ~!
    因みにどこの旅行会社ですか??

    前にフランス旅行が中止になってしまった経緯がありましたよね?今度こそROCOCOさんがフランスを楽しまれますよう、私も及ばずながらお祈りしておりますね^^
    ご旅行の報告も、お待ちしてま~す(^O^)/

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  16. ROCOCO2018年1月12日 21:44

     今回はLOOK JTBのフランス・ドイツなどのパンフレットです。
    結構なお値段なので今年は節約を目指しています。
     2年前にフランス旅行に行く予定でしたがテロで中止になりましたね。
    あの時もヴェルサイユ宮殿見学や宮廷オペラ劇場での観劇、パリでの自由時間とかもあったです。
    いろいろ計画をしていたのに中止になって残念でしたが、テロも怖いですから中止で良かったのでしょうね。
     本当はウィーンからフランスに行くツアーが有ったら良かったのですがなかなかねえ・・・。
    でも3月に北海道旅行が割安であるのでそちらも行ってみようかな・・・と考え中。
    ちょっと遊び過ぎなんですよ。

     

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  17. ROCOCO様

    ルックJTBですか。どんなツアーかパンフ覗いて見ようかな^^

    北海道旅行もご計画されているのですね?いいですねぇ~☆
    北海道なんて、20年以上前に行ったっきりです。
    美味しいもの食べに行きたい♪

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  18. 初めまして!
    miyoと申します。
    ブログ初めて拝見しました。
    知らなかったこともたくさん知ることができました。
    ありがとうございます。
    本が発売したら是非是非買いたいです。
    あと質問なのですが、ルイ16世は身体的事情でマリーアントワネットとの子供がなかなか授からなかったと日本のウィキペディアには書いてあったのですが、数年前にテレビ番組で大好きな狩猟を休んだ記録がないから手術はしていないと言っていたのですが、kayoさんの見解は手術をしていたということでしょうか?
    もしよろしかったら教えていただければありがたいです。

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  19. miyo様

    こんにちは!ブログにお越し頂き、ありがとうございます(^O^)/

    早速ですが、ご質問のルイ16世の手術の件、
    ん~私はそのテレビ番組を見ていないのですが
    狩猟を休んだ記録がない故に、手術はしていないという見解があったとは知りませんでした!
    あくまで私の見解は、「手術をした」ですが
    そう思う理由として、ルイ16世の手術に関して
    マリー・アントワネットの兄であるヨーゼフ2世が
    手術に積極的でなかった義弟に対して、かなり圧力をかけたという経緯があるからです。
    彼が来仏した理由もそれですし、書簡のやりとりからも
    ヨーゼフ2世がルイ・オーギュストに発破をかけていたことは明らかです。
    この時代における世継ぎを残すことの重大性、実際にヨーゼフの来仏の約1年後にマリー・アントワネットが妊娠し、その後調子よく(?)全部で4人の子を出産できていることなどからも、一般的に言われている『ヨーゼフ2世の後押し』⇒『手術』⇒『めでたく王妃妊娠』の流れは、私は本当なのではないかと思います。

    でもちょっと気にもなるので、フランスでもそういった「実は手術していない説」が最近言われ始めているのかなど、調べてみますね!もし何かわかりましたら、ブログで書きまーす(^_^)/

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  20. miyo様

    たびたびスミマセン^^;
    早速上記の件、調べてみたのですが
    う~む、思いがけず「手術していない説」、出て来るわ、出て来るわ。。。
    改めて調べた結果、私も勉強不足だったと反省(汗)
    コレは「手術していない」・・・かも・・・?

    今回調べたことをブログ記事としてこれから書きますので
    そちらを読んでみてくださいね!^^

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  21. こんばんは。miyoです。
    kayoさん早速のお返事ありがとうございます。
    私もそのテレビ番組は数年前のことなのであまり覚えてないのですが、自分の死後200年も経ったあと、極東の島国で自分のデリケートな部分の手術をしたのかしてなかったのか議論されるなんて、ルイ16世も草葉の陰で顔真っ赤になってるだろうなぁと思ったことを強く覚えていまして…。
    本場フランスでどのような見解になっているのかも知りたいですね^ ^
    なにより、マリーアントワネットを知るために渡仏して、語学をマスターしたkayoさんの見解が純粋に知りたいです(´∀`)
    ブログの更新うれしいです。
    楽しみに待っていますので無理なさらずくれぐれもご自愛ください。

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  22. miyo様

    あはは(´▽`*)本当ですよね!ルイ16世も天国で苦笑いしているかもしれませんね^^

    miyoさんのコメントと新しい記事が入れ違いになってしまったみたいですね!失礼いたしました!!
    「ルイ16世は包茎手術をしたか否か?」の記事、お読みいただけると嬉しいです^^

    私へのご心配もして下さり、心からありがとうございます^^

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  23. ROCOCO2018年1月18日 0:18

    ルイ16世の日記には確か7月14日のバスティーユ襲撃の時も「何もなし」と書いていたような・・・。
    狩りで獲物が捕れていない時は全部「何もなし」と書いたのかな・・・とももいました。

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  24. ROCOCO様

    基本的にルイ16世の日記って、狩猟の成果と参加した催事やイベントについてしか書かれていないそうで、それも全ての日がほぼ1行のみだそうです。
    例の1789年7月14日の「Rien(何もなし)」が書かれているページを見たことがありますが、日記帳の1ページにその月の1日から31日までを1行ずつ箇条書きで一言書いているだけのもので、日記というよりメモ書きみたいな感じでした。

    因みに前日の13日も「何もなし」、15日は「XXXで会議」、16日は「何もなし」って書いてありました。^^

    もしもっと彼の気持ちや考えも吐露された日記であれば、ルイ・オーギュストの真の姿が垣間見れたかもしれませんね!

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