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2020年5月13日水曜日

鬼のアラビア数字再変換(T_T)

前回の記事の続きになります!

出版に向けて、今原稿の準備をしており、ワード原稿を横書きから縦書きにしたことにより、アラビア数字を全て漢数字に直したという話をいたしました。
これには相当の労力が入りましたが、なーんとコレ、全てまたアラビア数字に戻さなければならなくなったのです(泣)

というのも、漢数字への変換作業終了後、今度はしかるべき箇所に写真等を挿入するという作業に入ったのですが、各写真には、その写真の説明のキャプションを入れたいわけです。しかし、縦書きで本文は書かれていても、キャプションは写真のすぐ下に、横書きで入れるのが自然ですよね?例えばこんな感じ⇓


 (ナンシーのロレーヌ博物館)

『(ナンシーのロレーヌ博物館)』というのがキャプションです。

書式を縦書きにしている中にこのような横書きの文章を挿入したい場合は、横長の『テキストボックス』をまず入れ込んで、そこに横書きで文章を書けば簡単に解決するのですが(ワードのことがよくわからない方、きっとチンプンカンプンかと思いますがお許しください><)、今回POD出版元に原稿を提出するのに、ワードのテキストボックスは使用不可だというのです。。。

でもキャプションは絶対に必要なので、写真の左側に縦書きで入れてみたりしました。
すると今度は、縦書きの本文とうまいことスペースを空けて入れられなかったり、読みづらかったり、そもそも縦書きのキャプションって違和感があったりで、どうにもしっくりきません。
すでにPOD出版をされていらっしゃる、以前ご紹介しました西川様に相談したところ、章末にまとめるのが良いのではないかとアドヴァイスを頂きました。ただ、そもそも写真や挿絵等を挿入する本は、縦書きは向かないとのご指摘も頂戴したのです。
確かに、写真の挿入1つとってもそうですが、本文中にフランス語も出て来るので(誤解の無いように申し上げておきますが、あくまで日本語で書かれた書籍です。通りの名前や、見学場所の呼称等を、補足的にフランス語で書いてある箇所がいくつもあります)、アルファベットだけ横向きになってしまう問題もあったりで、この手の書籍はむしろ横書きの方がいいのかなと思い始めました。

しかし、鬼の漢数字変換をしたばかりだったので、またこれをアラビア数字に直すのかぁーと思うと、ちょっと心が折れました。。。

暫く悩んだ挙句、やっぱり横書きの方がいろいろなことがしっくりくるかな、と思い、横書きに戻すことを決意。縦書きを横書きに変換し直し、あんなに苦労した漢数字たちを、また一つ一つアラビア数字に戻していったのでした(ToT)

ということで、ようやく全ページのアラビア数字再変換作業が終了したところです。
これから写真や絵の挿入作業に入ります!!




2020年5月8日金曜日

鬼の漢数字変換

前回の記事にも書きました通り、POD出版に向けて今準備を進めております!
まず最初にやらねばならないのが、実際に売る書籍のサイズにワードの原稿を変更しなければならないこと。そして横書きで書いていたものを縦書きにするという作業です。

ワードの原稿はA4の横書きで書いていました。途中途中に写真も入っています。
実際の本はA5にするつもりで、そして一般的な書籍らしく、縦書きと決めていました。
サイズ変更や横書きから縦書きへの変更は、ワードの設定をポチポチっとやれば変換できちゃいますが、当然レイアウトがめっちゃ崩れます(泣)
挿入されてた写真は、位置がぐちゃぐちゃになりました(更泣)
でももっと大変なことに気が付いたんです><
それは、数字が皆横向きになっていること!!
手元にある日本語で書かれたフランス史の書籍を参考に見てみると、数字はみんな漢数字になっている。。。ということで、いちいち「ルイ15世」を「ルイ十五世」ってな感じで、読みながら変換するという作業をチマチマ始めました。

するとまたもや問題が!
「25」は「二十五」にすべきか、「二五」にすべきか。「360」は「三百六十」にすべきか、「三六〇」にすべきか、という問題。。これも手持ちの本を参考にしましたが、この『漢数字ルール』に関しては、書籍によって様々でした。
基本的に「二十五」のように、「十」を入れたい派なんですが、さすがに年号、例えば「1789年」は「千七百八十九年」ではおかしいので、「一七八九年」だよねーなんて考えてみたり。
でも「52.5m」なんていうのは、「五十二・五メートル」より、「五二・五メートル」の方がしっくり来るよな~なんて考えたり。統一した方がいいよね、と思うものの、もう~なんだかワケわからなくなってしまいました。(ハァー。。)

それでも自分なりにルールを作って、それに基づいてカチャカチャ変換作業。アラビア数字を見つけちゃ漢数字に変換、の繰り返し。ただ読み進めながらなので見落とししないようにと神経も使い、かなり大変(◞‸◟) そこでふと、数字だけピックアップできる機能とか、ワードにないのかな?と思いweb検索したところ、あるじゃないですかーー!!
ホームの「検索」ってところをクリックして、探したい文字を入力すれば、全ページ中その文字が書かれている箇所がマーカーされるという、素晴らしい機能が。さすがワード!!
ということで、「0」から順番に、「1」「2」・・・と数字の検索をかけていき、マーカーされた数字を漢数字に変換。これで変換漏れも無しで、めでたしめでたし(パチパチ)
でも相当な数の数字があったので、丸一日がかりでした^^;;

・・・と、こんなに漢数字変換頑張ったのに、結局無駄な努力になる予定なんです。。。(泣)
その話は次回させて頂きます!



2020年5月6日水曜日

いよいよ出版!!

皆様、大変ご無沙汰しております。
世の中は今、コロナウイルスのことで大変な状況ですが
ご無事でお過ごしになられていらっしゃることを祈るばかりです。

このブログも、2011年に始めてから
かれこれ9年もの月日が流れてしまいました。
私が執筆したマリー・アントワネットの紀行文を、書籍という形で世に出すまでの奮闘記を綴る目的で立ち上げたブログですが、なかなか出版まで辿り着けず、ブログも奮闘記というより、マリー・アントワネットに関して調べたことをご紹介する内容が主となっておりました。
出版への気持ちはずっと持ち続けてはいたものの、成す術がなかなか見つけられず、また、その術を積極的に見つけようというモチベーションを高めるにも、ちょっと難しいという時期も正直長らくありました。

しかし、ちょうど1か月前の4月初め、西川秀和様というお方からメールをいただき、POD出版(プリント オン デマンドの略で、注文に応じて印刷・製本し、注文者へ届ける出版形式)で、本を出されてはどうですか?というアドヴァイスを頂戴しました。
西川様ご自身がその方法で個人出版を実際なさっていらして、主に英訳の書籍を多数出版していらっしゃいます。現在は、ルイ16世やマリー・アントワネットの処刑を担った死刑執行人のシャルル・アンリ・サンソンの孫が書いた『サンソン家回顧録』の英語版の翻訳本を手掛けられていらっしゃるそうです。これは私も興味大です!!(詳しくはコチラ⇒https://note.com/filius

西川様には、個人出版の具体的な方法を詳しくご丁寧に説明していただきました。
個人出版もいろいろなやり方があるようなのですが、私が今回、西川様からご教示頂いた中で魅力を感じたのは、本の『販売場所』として、Amazonで売るという方法です。
実はもう随分前に、Amazonで個人出版ができるという情報は得ていたのですが、そのうち詳しく調べてみようと思いながら、そのままになっていたのでした。
今回、改めてAmazonでの個人出版という方法が浮かび上がって来たのも、何かの縁というか、チャンスというか、良いきっかけと思い、コロナで気が沈みがちな今、思い切ってやってみよう!!と気持ちが奮い立ちました(≧▽≦)b

ということで、数日前から出版に向けての準備に取り掛かっております!!
原稿はすでに書いてあるものの、いろいろと前段階でやることがあり、悪戦苦闘していますが
無事出版まで漕ぎつけられるよう、進行状況をブログに綴っていこうと思いますので、どうか応援よろしくお願いいたします(≧◇≦)