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2011年2月9日水曜日

かわいそうなジャック

ちょっぴりご無沙汰です^^;
なんだかバタバタしておりました・・・


今日は、またまた池田理代子さんのコンサート絡みの話題です。
2月2日掲載の『マリー・アントワネットの小劇場』のところでお話した通り
http://ma-ashiato.blogspot.com/2011/02/131-12-177862-178081mj-10-1785915-ma-ma.html
先日、池田理代子さんが、プチ・トリアノンの敷地内にある
「王妃の小劇場」にて、プライベートのコンサートを開催されました。
池田さんは、マリー・アントワネット自らが作詞した歌曲をいくつかお歌いになったようで
その中に「かわいそうなジャック(原文:Pauvre Jacques)」
という曲も含まれていました。
(私が後から挿入したリンク内のビデオで、この曲を歌っている模様があったかと思います)

この「かわいそうなジャック」という曲
ふと、1月26日に載せた
『マリー・アントワネットにまつわるエピソード②』の中でご紹介した
あの、養子にしようとしていたジャックのことだったりして?!
なんて思ったわけです。

そこでこの曲についてあれこれ調べてみましたが
残念ながら、この歌詞の元ネタについては
情報を見つけることができませんでした。

その代わり、歌詞全文がわかったので
日本語訳を載せますね。


♪ かわいそうなジャック ♪

かわいそうなジャック
あなたの傍にいた時
私は、悲しみを感じることなどありませんでした
しかし今、あなたは私から遠く離れた所で暮らしています
地球上にあるもの全てが満ち足りない状態です

あなたが私の仕事を手伝いに来てくれた時
私はとても助けられました
覚えていますか?毎日が美しい日々だったことを
誰があの幸せだった時を返してくれるというのでしょう?

種の蒔かれていない耕地に陽光が降り注ぐ時
私はその光に耐えることができません
そして陰になった森の中にいる時
私は自然そのものを責めるのです


ざっと訳すとこんな感じですが
どうでしょう?
例のジャック少年を想って書いた詩と言われれば
そんな風に思えなくもないですが・・・
うーむむ。。。


因みに、トラヴァネット侯爵夫人という人物によって
この詩にメロディーがつけられました。
夫人の夫は、マリー・アントワネットが賭け事をする際の
資金提供者だったという説もあります。

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